CATEGORY:海軍 一種軍装
2015年10月24日
日本海軍 中着襟(兵)
続きまして更新いたしますのは中着襟でございまする。ざっくり言うと軍衣の襟の部分です。
これも先の「襟飾」と同じく大正11年勅令第226号で改正されたものです。改正される前は襟だけでなく胸のあたりまで生地がありました。実はギア付き船体収集遊戯艦隊これくしょんのしおいとやらが着ている物に酷似しているのです。分からない人は金太郎の前垂れを想像しましょう。
「中着襟」というネーミングからも分かる通り「中着」もちゃんと存在します。
同勅令では他にも下士官兵の事業服が改正されたり軍楽兵の軍袴から側章が撤去されたり折メスが無限の彼方へ行ったりしています。(廃止されたわけではありません)
表側は紺小倉地、裏地は生厚木綿です。
白線がいいアクセントになってますよねぇ…。 この中着襟は、昭和17年時点では兵に4つ支給されています。
ボタンホール。糸の染料が劣化して滲み出てます。
製造は第二衣糧廠、年月は不詳ですが交付が昭和19年4月なのでそれよりさほど離れていない時期だと思います。第二補充兵の方の記名があります。30〜40代の方だったんでしょうかね…。
最後にセットしてみます。中着襟を前後左右にあるボタンホールで軍衣に留め、襟飾留紐で襟飾を締めて完了です。軍衣は心の目で見てください。
以上、終わぁり!
これも先の「襟飾」と同じく大正11年勅令第226号で改正されたものです。改正される前は襟だけでなく胸のあたりまで生地がありました。実は
「中着襟」というネーミングからも分かる通り「中着」もちゃんと存在します。
同勅令では他にも下士官兵の事業服が改正されたり軍楽兵の軍袴から側章が撤去されたり折メスが無限の彼方へ行ったりしています。(廃止されたわけではありません)
表側は紺小倉地、裏地は生厚木綿です。
白線がいいアクセントになってますよねぇ…。 この中着襟は、昭和17年時点では兵に4つ支給されています。
ボタンホール。糸の染料が劣化して滲み出てます。
製造は第二衣糧廠、年月は不詳ですが交付が昭和19年4月なのでそれよりさほど離れていない時期だと思います。第二補充兵の方の記名があります。30〜40代の方だったんでしょうかね…。
最後にセットしてみます。中着襟を前後左右にあるボタンホールで軍衣に留め、襟飾留紐で襟飾を締めて完了です。軍衣は心の目で見てください。
以上、終わぁり!